著作権延長なら強制増版法を

著作物出版権を抱えて飼い殺しなどという手段を封じるために、社会のためになる研究などで必要な増版が著作者人格権を盾に拒否されるようなことがないように。


相応の金銭等を権利者与えれば強制的に増版を命令できるよう、著作権法の改定を主張する。


著作物によって形成される文化は決して小さくないが、特に後世に生まれる者が、前世代を理解するために、一部の著作物は絶対的に欠かすことはできないものである。絶版にしたという理由で彼らが自分の世界の文化を知る手段を剥奪したり制限したりすることはあまりに非道である、しかも一部の人々は著作者死後百年とか理解不能な期間を主張してやがる。


ならば一部の著作物は、権利者に金を投げつけてでも増版させるよう命じねばならない。世界文化を理解したいという子々孫々の正当な要求に答えるために。


下の世代に対しては、例えば、過去の世代の著作者の肖像画に対して、いくら偉大だろうとひげを書き加えたり吐血させたりする機会を与えねばならない。過去の世代は下の世代がまだ生まれていないことをいいことに好き放題できるのだから、せめて無条件批判くらい認めその整備をしてやらねば、あまりにも傲慢であろう。