高シェアな中・長寿命OSが在るべきだった。そしてこれからも。

言いたいことは以上、以下全部蛇足:そもそもソフトウェア業界全体の認識自体があまりにおかしいのではないか。社会の基盤を構成する高シェアOSそのものなどのソフトウェアは30年とか60年とかの長期使用が可能なように設計されるべきであり、人々はそれをOS選択における非常に重要度の高い基準とすべきである。

そもそも企画から製品寿命が短過ぎたり、アップデートが頻繁でその影響が大き過ぎたりするのは、問題だ。少なくともOSの核、OSのインターフェース、そしてメールクライアントソフトや表計算ソフトなどの大勢に常用されるアプリケーションの核とインターフェース、このあたりは変更にかかる経済的影響力*1が莫大過ぎるだろう。

おそらく、OS市場に関して、買い手がまだまだ成熟していないというのが問題の本質なのだろう。どこかで大規模なOS横断型ソフトウェア群を待つ必要がある。しかし、いくつか試みは行われているが、未だ達成には遠いように見える。

……推測と思い込みだけで殴り書きした拙文ではあるが、呼びかけにもかかわらずかなりの古いOS使いが残るだろうと言われていることから、そう的を外してはいないだろう。他人に自分の考えを説明するのをひどく苦手としてはいるが。

*1:経済的影響力というのは単に速やかに直接金銭で測れるものだけでなく、あるいはその何倍もの(間接的にしか計算出来ず推測方法によってこちらも何倍も幅がでてしまう)要素も考えなければならない。